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  • 2026年度 北海道民族学会第2回研究会・総会のご案内
     日頃より、北海道民族学会の活動にご支援、ご協力をいただき誠にありがとうございます。  さて、2026年度第2回研究会・総会を下記の日時・会場・プログラムで行います。多くの会員の皆様方のご参加をお待ちしております。  ■開催日時:2026年11月7日(土) 13:00~16:30  ■主催:北海道民族学会  ■会場:北星学園大学 A館 A500 〒004-8631 札幌市厚別区大谷地西2-3-1       アクセス https://www.hokusei.ac.jp/access/   キャンパスマップ https://www.hokusei.ac.jp/campusmap/ 【プログラム】 ■研究会(13:00-16:30) □開会あいさつ 北海道民族学会 平田 昌弘 会長 ■特別講演(13:10~14:10) 「民俗知識からみるチベット牧畜社会―家畜や畜産物をめぐる分類・実践・制度―」 講師:山口 哲由(やまぐち・たかよし)さん(北星学園大学/准教授) □研究発表 (1)シン ウォンジさん(国立アイヌ民族博物館/研究員)(14:15-14:45) 「17世紀蝦夷地に漂着した朝鮮人の記録にみえるアイヌの家屋について―「塩幕」という表現を中心に―」  1696年に蝦夷地へ漂着した朝鮮人の記録『漂舟録』には、アイヌの家屋を朝鮮の「塩幕」にたとえた記述がみられる。本発表では、塩を煮るための作業小屋である塩幕の特徴を整理し、その特徴が定型化されたアイヌの住居像および近世絵画資料において確認できるかを検討する。さらに、朝鮮の他の漂流記録にみえる用例から、「塩幕」が異文化の家屋や集落を自らの文化的枠組みに引き寄せて理解するための比喩表現であった可能性について考察する。 (2)枡谷隆男さん(元札幌学院大学/教授)(14:45-15:15) 「未経験集団による美術館展示~『音具の世界 道具から楽器へ、音楽の起源を辿る 枡谷隆男コレクション展』」  平成の大合併による財政難の北見市、北網圏北見文化センター美術館開催の地元高校同期会実行委員会主催「音具の世界」展の実践報告である。報告者の音具コレクション展を開催した北海道立北方民族博物館及び北海道博物館、北海道北見北斗高等学校吹奏楽局、アイヌ文化アドバイザーの郷右近富貴子氏他、各方面の協力を得て素人集団による本格的な展示と関連行事を行った。ある目的で音を発する道具を「音具」、音楽に用いる音具を「楽器」と捉え、狩猟用音具が楽器に至る歴史を探った。 〈休憩〉(15:15-15:30) (3)梅木 佳代さん(北海道大学大学院文学研究院/専門研究員)(15:30-16:00) 「絶滅した在来オオカミに関する情報発信のありかた:動物園における展示と表象」  日本の動物園におけるオオカミ類の展示は明治期の在来オオカミ(エゾオオカミ・ニホンオオカミ)の飼育に始まり、すでに100年以上の歴史がある。本発表では飼育史全体の動向をふまえたうえで、国内の動物園がオオカミをどのような動物として展示し、情報発信に取り組んでいるのか現状を整理する。そのうえで、絶滅した在来野生動物に関する情報発信や教育普及、現代の人々のオオカミ観の形成において動物園が果たす役割と課題について考察する。 (4)日下 稜さん(北海道立北方民族博物館/学芸員)(16:00-16:30) 「大島育雄の生涯と北グリーンランドの狩猟文化」  2026年9月8日大島育雄は、79年の生涯を閉じた。1972年、25歳の時にグリーンランド、シオラパルクを訪れて以降、生涯のほとんどを猟師としてこの地で過ごした。その様子は著書『エスキモーになった日本人』(1989)に詳しい。大島は現地の人々以上に犬ぞりを始めとする伝統的な暮らしを守り続けた。本研究では著書には描かれなかった暮らしの様子や大島の人となりについて、日記や大島へのインタビュー、友人である和泉雅子氏撮影写真等から探った。 ※上記の時刻は目安です。 ・発表時間は30分(発表20分、質疑10分)とし、進行状況に応じて適宜休憩を入れます。 ・研究発表で画像・動画・音声等を使用する際、著作権、肖像権等については発表者の責任で対処してください。     — 北海道民族学会事務局(中田) 〒093-0042 網走市字潮見309-1 北海道立北方民族博物館 気付 E-mail: dou-minzoku@hes.official.jp 学会HP http://hes.official.jp/index.php
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