『北海道民族学』 執筆要領 

(2022/3/18 改正)

 

1.形式

 投稿原稿は日本語とする。日本語を母語としない者が投稿する場合は、日本語校閲を経ていること。用紙設定はB5判、ヨコ書き、40字×40行、マージン上下左右各20mmとする。フォントについて、和文は明朝10ポイント、欧文および数字はTimes New Roman 10ポイントとする。

 

2.原稿の構成

 論文:表紙、本文、注、引用文献、図表・写真一覧

 研究ノート:表紙、本文、注、引用文献、図表・写真一覧

 書評:編・著者名、書名、副題、出版地、出版社、刊行年、総頁数、定価、書評・紹介者名・所属、本文、注、引用文献、本の表紙写真

 参加報告・現地報告・その他:題名、著者名、シンポジウム・研究会・講演会・現地視察などの開催日、開催場所、主催・後援、本文、図表・写真一覧            

 研究会発表要旨:研究会名、講演題目、発表者・所属、本文

 

3.表紙

 論文、研究ノートの原稿には表紙をつける。表紙には論文、研究ノート等の種別、日本語タイトル、英語タイトル、日本語要旨(600字以内)、キーワード(5語以内)、日本語著者名、英語著者名、所属、住所、電話番号、E-mailアドレス等を必ず記入すること。

 

4.タイトル

 タイトルに副題を付ける場合は、「主題 —副題—」のように、主題の次に全角スペースをあけ、全角ハイフンにて副題をはさんで表記する。英語タイトルでは、主題に続けて改行して副題を添える。

 

5.本文

5-1.章立て

 章立ては1.、2.、3.…、節立ては1-1.、1-2.、1-3.…とする。数字は半角で、数字の後に . (全角)を付ける。 . (全角)の後はスペースをあけず、章・節のタイトルをゴシック10ポイントで記載のこと。

5-2.句読点

 本文、注、図表・写真キャプションで用いる句読点は、「、。」とする。ただし、英数字で表記する箇所に関しては、句読点を「,  .」(いずれも半角)とする。

5-3.数字、ローマ字、記号・符号

 数字は原則として算用数字、半角を用い、記号や符号は慣用にしたがう。

5-4.日本語以外の外国語

 原則としてローマ字表記で記載すること。

5-5.文献引用

 本文中で文献に言及する場合は、カッコ書きで(著者姓 (半角スペース) 刊行年:頁数-頁数)のように示す。(吉本 2006:153-154)、(金井・楠見 2012)、(蟬塚ほか 2021)、(Broudy 1979:114-115)、(Hann and Thomas 2005)、(Evershed et al. 2008)、(松村 1924;金田一 1948)のように書く。

5-6.図・表・写真

 執筆者自身がワープロやパソコンで作成したものを、そのまま使用する。印刷時の視認性に十分配慮し、不鮮明な写真や小さすぎる文字の使用は避けること。ただし、ファイルサイズが過度に大きくならないよう留意すること。キャプションは、図・写真の場合は下、表の場合は上につける。写真は必要最小限に留め、必要なトリミングや加工を済ませて、画像ファイルの形式(JPEG等)にすること。これらの図表・写真は、挿入位置を本文原稿の右端に明示する等の方法により、挿入位置が明確になるように工夫する。原稿の最後に、図表・写真一覧として、図表・写真の番号、キャプションをまとめること。

5-7.注

 9ポイントで文章末の後注とする。本文中の注見だしに1, 2,・・・と、上付きの算用数字で通し番号を付ける(ワープロでの「文末脚注」等の指定はしないこと)。

 

6.引用文献

 引用文献リストは9ポイントで、論文末に一括作成し、配列は著者名のアルファベット順か五十音順とする。記載は以下にならう:

◆和文の雑誌論文

 著者氏名(改行)、発行年 、「論文名」、『誌名』、巻(号):頁数の順とする。

例)

中田篤

 2009 「春営地におけるツァータンのトナカイ放牧について」『北海道民族学』5:1-14.

平田昌弘、板垣希美、内田健治、花田正明、河合正人

 2013 「古・中期インド・アーリア文献「Veda文献」「Pāli聖典」に基づいた南アジアの
     古代乳製品の再現と同定」『日本畜産学会報』84(2): 175-190.

◆外国の雑誌論文

 著者氏名(改行)、発行年、論文名、誌名、巻(号):頁数の順とする。論文タイトルの最初の単語のみ大文字で始める。雑誌名はイタリック、雑誌名の後に , は打たない。

例)

Evershed R. P., S. Payne, A. G. Sherrat, M. S. Copley, J. Coolidge and M. M. Burton

 2008 Earliest date for milk use in the Near East and southeastern Europe linked to cattle

    herding. Nature 455: 528-1481.

◆和文の単行本

 著者氏名(改行)、発行年 、『書名』、出版社、出版地.の順とする。

例)

中尾佐助

 1972 『料理の起源』日本放送出版協会、東京.

◆和文の単行本の一章を引用

 著者氏名(改行)、発行年 、「章のタイトル」、編著者氏名(編)、『書名』、出版社、出版地、頁数の順とする。

例)

西秋良宏

 2008 「西アジアにおける動物の家畜化とその発展」西秋良宏(編)
     『遺丘と女神 —メソポタミア原始農村の黎明』東京大学出版会、東京、80-93.

◆外国の単行本

 著者氏名(改行)、発行年 、書名、出版社、出版地の順とする。

例)

Ryder M. L.

 1983 Sheep & Man, Gerald Duckworth & Co. Ltd., London.

◆外国の単行本の一章を引用

 著者氏名(改行)、発行年、章のタイトル、編著者氏名、書名、出版社、出版地、頁数の順とする。書名はイタリックとする。

例)

Efstratiou N.

 1999 Pastoralism in highland Rhodope: Archaeological implications from recent
     observations. In L. Bartosiewicz and H. J. Greenfield (eds.), Recent
     Perspectives 
from Archaeology History and Ethnology, Archaeolingua Alapítvány, Budapest,
    145-158.

◆外国書籍の翻訳本を引用

 著者氏名(改行)、発行年 、翻訳者氏名(訳)、『書名』、出版社、出版地.の順とする。

例)

ロザルド・レナード

 1998 椎名美智(訳)『文化と真実』日本エディタースクール出版部、東京.