2007年度第2回講演会
    日本文化人類学会北海道地区研究懇談会・北海道民族学会 共催
     ■日時・会場:2007年12月16日(日)(研究会終了後) 16:00~17:30
       会場:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟(通称:W棟)W309教室
            (札幌市北区北10条西7丁目、地下鉄南北線北12条駅下車・徒歩10分)
       講師:桝谷隆男氏(北海道札幌拓北高等学校)
       演題:「楽器と音楽のルーツを探る~鹿笛と法螺貝を中心に」

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音楽学では顧みられない狩猟用音具の鹿笛、鳥笛は諸民族音楽にしばしば登場する。 また、山伏 の象徴とされる法螺貝に楽譜が存在することは知られていない。実演をまじえながら、音具から見える音楽の起源をさぐる。

2007年度北海道民族学会・日本文化人類学会北海道地区懇談会共催第1回講演会
 北海道大学文学研究科北方研究教育センター第2回講演会
(道民族学会・日本文化人類学会北海道地区懇談会・北大文学研究科北方研究教育センター共催)

【日 時】:10月21日(日)16:00~17:30
【場 所】:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟(通称:W棟)W309教室
【演 題】:「よみがえったナーナイの樹皮舟」
【講 師】:佐々木史郎(国立民族学博物館教授)
【要 旨】:2005年8月にロシア連邦ハバロフスク地方のコンドン村で、先住民族ナーナイがかつて猟や漁に使用していた白樺樹皮舟の復元製作を行った。本樹皮舟は国立民族学博物館に収蔵され、現在企画展「世界を集める―研究者が選んだみんぱくコレクション」に展示されている。その製作には白樺樹皮を扱う技術の粋が集められており、またこの舟自体の性能が予想された以上に高いこともわかった。今回の発表ではこの樹皮舟の製作過程と使用方法、そしてその特徴について紹介する。

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 ポスター(pdf)

台湾・原住民族法ワークショップ
   日 時:8月21日(火)午前9時30分~午後5時
   会 場:北海道大学人文社会科学総合教育研究等W309号
   主催・問い合わせ先:北海道大学アイヌ・先住民研究センター

北海道立北方民族博物館 第22回特別展「環北太平洋の文化2」(北海道民族学会協力)
《世界で一番ダイナミックな海 ベーリング海に生きる人びと 舞台は極北のベーリング海 自然も文化も歴史もひとめぐり チュクチもエスキモーも 日本人も大活躍》

<関連事業>

   講 座:「環北太平洋ことばの旅」
   日 時:7月14日(土) 午後1時30分~4時
   会 場:当館講堂
   講 師:津曲敏郎氏(北海道大学)、永井佳代氏(東京外国語大学研究員)
   ※道民カレッジ連携講座 ほっかいどう学2単位

   公開研究会 「北方諸民族の言語」
   日 時:7月15日(日) 午前10時~午後3時
      午前の部:午前10時~12時半まで 公開研究会
      午後の部:午後 2時~ 3時まで   展示室での解説会
   会 場:当館講堂、特別展示室
   報告者:風間伸次郎氏(東京外国語大学)、笹間史子氏(大阪学院大学)、
         永山ゆかり氏(北海道大学スラブ研究センター)
   コメンテーター:津曲敏郎氏(北海道大学)、永井佳代氏(東京外国語大学)
   対 象:一般~専門家   参加費無料 

中本ムツ子さん(千歳アイヌ文化伝承保存会会長)講演会

   「アイヌ語のこれから」
    【日時】:6月23日(土)13:30~15:30 
    【会場】:遠友学舎(地下鉄南北線「北18条駅」下車。徒歩10分)