「北大とアイヌ」を考える連続学習会・第三回 (オンライン学習会)

日時:5/24 (日)13:30~15:00


タイトル:遺骨返還当事者が研究者に求めること
話題提供者: 橋本隆行さん
プロフィール:新冠・上貫気別にルーツを持つアイヌ。5代前の先祖は墓を掘ら
れ、北大に遺骨を回収されている。返還の実現にはまだ大きな課題が立ちはだか
っている。

内容
 2016年9月、北海道大学は保管しているアイヌの遺骨について、個人の特定が
できるものを遺族に返還する取り組みを始めました。しかし、遺族であればどな
たでも返還を受けられるわけではなく、北大は返還する対象を祭祀承継者(日本
の民法で定める祖先の祭祀を主宰すべき者)と決めました。何世代も前のご先祖
様との関係性を証明することは簡単ではありません。そして、その証明の過程で、
今まで閉ざし続けてきた過去に向き合うことになります。
 4年余をかけ、それ(祭祀承継者であること)を証明し現在まで至りました。
ここまでの間に、私なりに見えてきた様々な課題・問題を提示し、研究者の皆さ
まに是非、この問題の「当事者」になっていただきたいと思います。

参加方法: zoom(ウェブ会議システム)で行います
事前の参加申し込みが必要です。以下から登録をお願いします。
  https://zoom.us/meeting/register/tJwsceygrj8jEtUIGfPGv62uoX7FaBnnUOhx

共催: 「北大とアイヌ」を考える会/科研費 基盤研究(C)「脱植民地化過程
の中の遺骨返還と人類学者の公共的役割」
※「北大とアイヌ」を考える会(仮称)は、北大が研究目的で各地から集めたア
イヌ遺骨・副葬品の収集経緯、保管・管理体制、そしてその後のご遺族への対応
に、どのような問題があったのか、また、北海道大学を構成する一員として私た
ちはこれらの問題にどう向き合ってゆけばよいのかなどを、所属や立場を超えて
対話し、共に考える、北海道大学教員有志が運営する会です。
お問い合わせ:安部由起子 このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
                小田博志 このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

たびたびすみませんn

ごめいわくをおかけしてもうしわけありませn

平成30年度アイヌ文化財専門職員等研修会実施要項(道民カレッジ連携講座)

道教委が主催する「平成30年度アイヌ文化財等専門職員研修会」が、1月23日(水)に開催されます。
教育関係者、アイヌ文化に関係することを取り扱う職務に従事するかた、学習・伝承に関わっているかたなどにも拡散周知下さい。
この3名の講義を一度に聞けて受講料無料。かなりおススメです。
申込み期限:2019年1月15日

情報提供:北海道博物館 甲地利恵


1 目的
アイヌ文化財の価値や魅力を次代に伝え継承していくため、アイヌ文化に関連する文化財保護に携わる専門職員などを対象に、アイヌ文化財の保存・活用のための研修を行い、職員等の資質向上を図る。
2 日時
 平成31年1月23日(水)(受付 13:00〜、研修会13:30〜17:00)
3 会場
 北海道庁赤れんが庁舎2階1号会議室(札幌市中央区北3条西6丁目)
4 主催
 北海道教育委員会
5 日程・研修内容等
    テーマ:アイヌ文化を理解し、伝えるために
13:00 受付
13:30 開会
13:40 講演㈵「好意か偏見か−アイヌ文化紹介・教育のあり方とは」北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授  北原 次郎太
14:40 休憩
14:50 講演㈼「博物館展示とアイヌ語」札幌学院大学 人文学部人間科学科 教授 奥田 統己
15:50 休憩
16:00 講演㈽「カムイと人をつなぐ「もの」」 国立アイヌ民族博物館設立準備室 調査官 内田 祐一
17:00 閉会
6 受講対象者
(1) 市町村教育委員会等の文化財専門職員
(2) (1)以外の文化財保護行政担当職員
(3) アイヌの人たちの歴史・文化に関する教育を担当する教育職員
(4) アイヌ文化を学習している方々
7 受講定員
   90名程度
8 受講料
 無料
9 受講申込
 次の申込先に事前の申込みが必要
(申込先)北海道教育庁 文化財・博物館課 文化財保護グループ 電話番号:011-204-5749 FAX番号:011-232-1076

 第33回 北方民族文化シンポジウム 網走

「環北太平洋地域の伝統と文化 3 カムチャツカ半島・千島列島」

北太平洋を取り囲む地域は、自然環境や生物資源だけでなく、文化的にも類似性や共通性が指摘されてきました。本シンポジウムでは、環北太平洋沿岸の地域ごとに先住民文化の特徴や変遷、現状を総合的・学際的に比較・検討します。今回は、対象地域としてカムチャツカ半島・千島列島を取り上げます。

◇シンポジウム

■日 程  平成30年10月6日(土)・7日(日) 各日9:00~16:00

■会 場  オホーツク・文化交流センター(エコーセンター2000) 大会議室

[網走市北2条西3丁目/TEL.0152-43-3704]

□発表者(敬称略/順不同)

  エーリッヒ カステン (シベリア財団[ドイツ]/主任研究員)

  ベン フィッツヒュー (ワシントン大学[アメリカ]/教授)

  アレクサンドル ヴァシレフスキー (サハリン国立大学[ロシア]/教授)

  高瀬 克範 (北海道大学文学研究科/准教授)

  麓 慎一 (新潟大学/教授)

  川上 淳 (札幌大学/教授)

  永山 ゆかり (北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター/共同研究員)

  小野 智香子 (千葉大学人文公共学府 地域研究センター/特任研究員)

□コメンテーター 岸上 伸啓 (人間文化研究機構/理事)、呉人 惠 (富山大学/教授)

□運営委員 大島 稔 (小樽商科大学/名誉教授)、中村 和之 (函館工業高等専門学校/教授)、

      津曲 敏郎 (北海道立北方民族博物館/館長)、中田 篤 (北海道立北方民族博物館/主任学芸員)

□同時通訳 川内 裕子/加藤 和代

【参加無料】(レセプションには会費[5,000円]が必要です。)

*当シンポジウムは網走市から助成を受けて開催しています。

*道民カレッジ連携講座(ほっかいどう学12単位〈1日目6単位、2日目6単位〉)

主催 一般財団法人北方文化振興協会・北海道立北方民族博物館

後援 網走市、網走市教育委員会、北海道民族学会、北海道考古学会、北海道博物館協会

 

■北方民族博物館視察 10月6日(土)16:00~17:30(予定)

シンポジウム参加者による北方民族博物館の展示視察をおこないます。(貸切バス利用、参加無料)

 

■レセプション 10月6日(土)18:30~(予定)

発表者を囲むレセプションを開催します。参加ご希望の方は事前にお申込みください。

会費:5,000円(当日申し受けます。)

会場:網走セントラルホテル(南2条西3丁目/TEL.0152-44-5151)

 

■弁当の斡旋  10月6日(土)・7日(日)

昼食用の弁当を斡旋いたします。1食800円です。ご希望の方は事前にお申し込みください。

(代金は当日、受付にて申し受けます。)

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【申し込み・お問合せ先】

  〒093-0042 網走市字潮見309-1

  北海道立北方民族博物館内・北方民族文化シンポジウム事務局

  (担当 博物館課:笹尾、学芸グループ:中田)

  TEL.0152-45-3888 / FAX.0152-45-3889 / E-mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

※シンポジウムのお申し込みは、氏名(ふりがな)、電話番号、北方民族博物館視察およびレセプションの参加/不参加、弁当の要/不要について、ファックス、郵便、電子メール等にてご連絡ください。

*電話番号は開催内容に大きな変更が生じた場合等の連絡に利用させていただきます。

投稿者:中田 篤
〒093-0042 網走市字潮見309-1
北海道立北方民族博物館