kaiho10

2014年3月刊,B5判 155ページ

【創刊10号特別寄稿】

民族学と考古学 ―学問の系譜 学問遍歴をたどって

--- 岡田 淳子   1


【論 文】

南インド、タミル・ナド州におけるマイクロ・ファイナンス政策に見る主体形成

--- 野手  修   8

自己表象としての先住民アート

--- 岩崎まさみ   23


【研究ノート】

口承文芸にあらわれるアイヌのオオカミ観:先行研究との比較を中心に

--- 梅木 佳代   38

身体と道具のインターフェイスとして機能する鍛冶屋

--- 齋藤 貴之   56

「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」報告書に関する論考の比較検討

--- 中村 尚弘   67

NHKアーカイブス保存映像の文化人類族学的調査の可能性

--- 宇仁 義和   77

ユーラシア地域における馬乳酒製造

--- 石井 智美   87

コトノハ考

--- 津曲 敏郎   96

ウイルタ語北方言テキスト ―アザラシ肉に関する体験談

--- 山田 祥子   104


【書評・紹介】

瀬川 拓郎 著『アイヌの沈黙交易 ―奇習をめぐる北東アジアと日本』

--- 中村 和之   114

蘭 信三 編著『帝国以後の人の移動 ―ポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯点』

--- 手塚  薫   117

荒山 千恵 著『音の考古学 ―楽器の源流を探る』

--- 荒山 千恵   121

山田 仁史・永山ゆかり・藤原 潤子 編 『水雪氷のフォークロア ―北の人々の伝承世界』

--- 丹菊 逸治   124

アレクサンドル・カンチュガ 著/津曲 敏郎 訳
『増補改訳 ビキン川のほとりで―沿海州ウデヘ人の少年時代』

--- 中田  篤   127


【研究会発表要旨】

第1回研究発表要旨
第2回研究発表要旨

130


【講演会報告】

北海道南部のアイヌ文化を探る― 道南のアイヌ文化に関する総合的研究 

--- 大矢 京右   145


【通 信】

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