■開催日時・会場

   日 時: 2011年7月10日(日) 15:45~16:15
        【学会設立30周年記念講演会】 16:30~17:30  
   会 場: 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟(通称:W棟)W309教室
    (札幌市北区北10条西7丁目、地下鉄南北線北12条駅下車・徒歩10分)
                   

■総 会 15:45-16:15

 <休憩 16:15-16:30>

■学会設立30周年記念講演会 16:30~17:30

岡田淳子先生(本学会顧問)
「ポトラッチ儀礼の復活と効用」
米国の研究者によって進められ報告されたポトラッチ儀礼は、1884年の禁止令以来社会の表面から姿を消し、1950年を過ぎて復活して いる。1987年から始めたアラスカ南東部の現地調査で、80年ぶりという大がかりなポトラッチ儀礼に招待され出席した。当該文化圏の北 部で盛んな死を完成させる儀礼を中心に、母系の継承、養子の承認、成人の確認、親族の返礼、などが含まれる。富の平均化が図られ、コミュ ニティーのほぼ全員が出席して3日間共食し歌い踊り、結束の強化が目に見えてきた。



 議事録



 

1.2010年度事業報告および決算報告

2010年度事業報告

(1) 研究会・総会の開催(詳細は会誌7号【通信】欄参照)
① 第1回研究会・総会
 2010年 7月 11日(日) 研究会14:00~16:20、総会16:30~17:00 北海道大学
 研究発表4件
 総会:2009年度事業報告・決算報告、2010年度事業計画・予算案など
② 第2回研究会
 2010年 11月13日(土) 13:00~17:20 帯広畜産大学
 基調講演  研究発表4件

(2) 講演会等の開催(詳細は会誌7号【講演会報告】欄参照)
① 2010年 5月30日(日)北海道大学 
    窪田幸子氏(神戸大学大学院国際文化学研究科教授) 講演会 
    (北海道立北方民族博物館との共催)

(3) 会誌第7号の刊行(2011年3月刊行、100ページ)
論文1、研究ノート4、書評・紹介2、現地報告2

(4) シンポジウム等後援
①2010年度第1回日本文化人類学会(北海道地区)研究懇談会 
   「私の遍歴:人類学者への道のり」 (北海道大学: 7月24日)
②2010年度第2回日本文化人類学会(北海道地区)研究懇談会 
   「私の遍歴:人類学との関わり」 (北海道大学:10月30日)
③第25回北方民族文化シンポジウム 
   テーマ:『現代社会と先住民族文化 ― 観光、芸術から考える ②―』 (オホーツク・文化交流センター:10月16日・17日)
④北方研究教育センターフォーラム 
   「言語で巡るシベリアの旅 ― 極寒の地に暮らす人々とことば ―」 (北海道大学:2月5日)
⑤北方研究教育センター講演会
   「ロシアの中の少数言語 ― カムチャッカ先住民のパーソナルヒストリー ―」 (北海道大学:2月18日)

(5) ホームページ更新
月平均2回ほど更新。2009年7月から現在までのアクセス数約1400件(のべ8600件)

(6) 新規入会 6名

2010年度決算報告→承認


2.2011年度事業計画および予算案

役員改選 くわしくはこちらをごらんください
2011年度事業計画(実施済みを含む)

(1) 総会の開催(第1回研究会と同日開催) 

(2) 研究会の開催(2回:7月、11月)
   第2回研究会を11月12日(土)・13日(日) 函館で開催予定

(3) 講演会等の主催/共催/後援
①ハスバートル氏(中国黒竜江省満語研究所教授)講演会 (8月2日:北大)

(4)『北海道民族学』第8号の刊行(11月末日エントリー締切、12月末日原稿締切)

2011年度予算案→承認
「学会賞」の創設について(今年度から実施の方向で検討する)