小樽文学館シンポジウム「旧小樽地方貯金局と小坂秀雄」
日 時:2009年6月5日(金)午後6時~8時
ところ:市立小樽文学館企画展会場 (無料)
小樽市色内1丁目9-5 - 0134-32-2388
パネラー:
坪田丈嗣氏、大岡慎一朗氏、駒木定正氏(北海道職業能力開発大学校建築学科)
片桐保昭氏(環境デザイナー)
山際進氏(建築家、前丸ノ内建築事務所長)
☆ 昭和27(1952)年に建設された「旧小樽地方貯金局」(現・小樽市文学館・美術館)は、日本の近代公共建築を牽引してきた郵政建築の第一人者、小坂秀雄が手がけた戦後最初のRC造(鉄筋コンクリート造)の建物で、その後の各地の郵政建築・公共建築の基本となったといわれております。この時期の郵政建築で、ほぼ創建時の姿をとどめ、現在も使用されているのは非常にまれであり、近代建築史の上も改めて注目されています。
今回のシンポジウムと企画展は、小坂秀雄作成の「小樽地方貯金局」設計図、またその調査に基づき制作された「小樽地方貯金局」1/100の模型を展 示、さらに小坂秀雄の代表的な作品と発言を通して、設計時の理念を生かした建物の発展的再生について、提案していくものです。
小坂秀雄設計「旧小樽地方貯金局」(文学館・美術館)+駐車場・手宮線跡地をあなたなら、どう「再生」したいですか?楽しいアイディア、お聞かせ下さい。